アルテツァの3SGは、エンジンの高さがかなり高いので、出来るだけ低くマウントする事が重要です。
ですが、オイルパンは、避けれるのですが、アルミの部分のオイルパン部分が、ラックに干渉します。
そこで、ラックの逃げを作る必要があるのですが、これが結構難しい作業です。
フライス盤で、オイルパンを削ってアルミのパイプをその切り口に合わせてカットして、溶接していきます。そうする事で、ラックの逃げを作ることにより、かなり、低くエンジンをマウント出来ました。タワーバーが付いている写真を見ていただければ、判っていただけると思います。プライベートで乗せ替えを考えている方参考になったでしょうか?
こんな感じにスワップ出来ました。すでに同じ仕様で何台か作りました。
もちろんこのまま、公認も取ってます。車重は、実測で前540キロ 後ろ500キロ
なかなかの重量バランスです。燃料満タンで、50:50になります。
ロールバーやエアコンを外すと1トン切れるでしょうけど公認車検を取ったまま公道を走るためにつけた状態で車検に行きました。
いきなり完成です。
間の写真がありません。
かんじんな所の写真が無くてすいません。
エンジンマウントはアルテッツァの物を使用しました。
ラジエターは3層ワンオフです。エアコンの配管はまだですが
コンプレッサーも付いてます。
パワステも付いてます。
エアコンガスは、134aですが、ちゃんと利きます。
室内も組んで行きます。
配線、ペダル、ハンドル等、外した物を付けていきます。
シフトゲートの位置もアルテッツァの6速の位置に開いています。
ちなみに、SR20を積んだ時と同じ位置に、シフトが来ます。
ハチロクのシフト位置は、結構前にあるので、後ろに下がる事によりシフトチェンジがしやすくなります。
一通り、組みあがりました。
後は、エンジンを積み込んで行きます。
叩いて広げたミッションハウスです。
ハンマーの跡を隠すためと、熱対策の為にグラス入りのアルミマットを貼りました。
これをしないと、マフラーの熱で、室内がかなり暑くなります。
あと、見た目もカッコいいです。
ブレーキマスターを横から見た写真です。
フツーに見えます。
クラッチマスターや、ブレーキマスターを組んでいきます。
今回は、ブレーキマスター・マスターバックをニッサンのS15の物を使用しました。
ブレーキの配管を作り変える必要がありますが、ハチロクの純正に比べてかなりの容量があるためブレーキのタッチが良くなります。
外していた、配管、配線を元どうり付けていきます。
この車両は、パワステ付きのため、リザーバータンクが付いています。
別のハチロクですが、エンジンルームの塗装をしました。これも、外せる物すべて外してペイントしましたので、テカテカに仕上がってます。エンジンルームにワックスがけが必要なくらいです。